▲鹿児島でお片づけのサポートやっています▲
わが家の階段下収納です。
ここを数か月前に色々見直し
今は、このチェスト2台はなくなっています。
処分する気満々で玄関に置いていたチェスト、
実家の両親に見つかってしまいました。
70代の両親はもったいない世代です^^;
そんなに状態の悪くないこのチェストを
両親が見逃すはずがなく、
チェストは実家へと旅立ちました。
しまったーーー!
早く捨てておけばよかったー!
とかなり悔やみました
そして数日たった頃、
あのチェストを使って
階段下倉庫を整理したらしいです。
見えない左奥までごちゃごちゃ
…のこの階段下収納が
こんな風になっていました!
その辺に放りこんでいたものたちを
分類して不要なものは処分して
引き出しごとにカテゴライズしていったようです。
もったいない世代の実家の両親は
もとからこんなふうに
整理収納できていたわけではなく
一度、家中のもの全てを見直して
機能的にすっきりと片づけた後
片づけへの意識が変わったようです。
私が整理収納アドバイザーの資格をとる
4年前ほど前、実家を半年ほどかけて
じっくり片づけました。
大量の食器や紙袋
使っているかわからないタッパー
2人暮らしとは思えない布団の量
地球一周できそうな大きなスーツケース
買ったことで満足している健康器具
着れるけど時代錯誤な衣類
いつ使うかわからない空きビン
とりあえずとっている空き箱
↑↑↑
たくさん手放しました。
清掃工場を何度も往復しました。
家はリフォームしてきれいだったので
収納用品や家具を買い足すことなく
モノを減らして適材適所におさめていくだけで
暮らしやすいスッキリ空間に
生まれ変わりました。
実家の片づけはすごく難しいです。
私はいつも整理収納作業で向かう家は
だいたい同じくらいの世代の方ばかり。
価値観やモノへの考え方は
そんなに離れていません。
でも、両親世代は真逆です。
価値観もモノの持ち方も全然違う。
家事シェアなんて夢のまた夢。
口論しながらすすめてしまうのが
実家の片づけです
わが家の場合は、両親が私の仕事を
応援してくれる…という意味で
片づけさせてくれましたが
実際は、すごく難しいことだと思います。
難しいけど、人の子に生まれたからには
かならず直面する実家の片づけを
乗り越えるためにも
これはぜひ読んでほしい…。
お母さま亡き後のご実家を
整理収納アドバイザーのcoyukiさんが
片づけていった記録です。
「親が安心して暮らせる家を目指して」
そうそう!
私もそんな気持ちで実家を片づけました。
それが親へ伝わるのは難しいけどね。
実家の片づけは大変。
でもこれから片づける方には
大変な思いをしてほしくない
…という気持ちで綴ったそうです。
そして書籍が店頭に並ぶ頃、
実家を片づけながら感じた
coyukiさんの本音を綴った記事を公開されました。
嘘偽りのない紛れもない現実がそこにありました。
私も含め、いづれ全員が直面することです。
coyukiさんのような片づけのプロでも
実家の片づけには
ものすごい労力と気力を必要としました。
もちろんお金もかかります。
引越しのバイトをしていたからわかるのですが
モノの量に比例して費用もかかるんですよ…。
トラックのサイズが1サイズ変わるだけで
金額が跳ね上がるんですよ…。
生前整理についても学んだことがありますが
遺品整理にかかる期間は平均8年
だそうです。
子どもたちが働き盛りで育児にも大変な時期に
そんな不毛な時間を過ごさせるわけにはいかない!
とあらためて思いました。
「自分のことは自分で片を付ける」
みんながそんな気持ちでいれば
苦しみながら実家を片づける人も
少なくなるんじゃないかなと
思うこのごろです…。
冒頭の実家の片づけに戻りますが…
去年の暮れ、ほぼすべて終わりました!
母のポージングは謎だけど・笑
2階にある家具は両親のベッドのみになり
何かあっても1階だけで過ごせるようにしました。
小学校や中学校で整理収納について
講座させていたくことがありますが
昨年の講座では、おすすめの収納本として
持参していきましたよー。
片づけて不幸になる人はいないけど
片づけられなくて、誰かを知らず知らずのうちに
不幸にしている人はいるかもしれません。
今すぐ片づけたい人も
「そのうち片づけよう」と思っている人も
「片づけなくても生きていける」
なんて思っている人も
みんないつかは直面すること。
ぜひ読んでほしいです。
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