「めまぐるしい毎日でも暮らしが回る 50点家事」
本日発売です。
昨今のSNS普及により、世の中には、実はすっごいスキルをもったハイスペック主婦がゴロゴロおられる…ということがわかりました。
「朝から何品目あるの?!」と驚きを隠せない美しい朝食プレート
「えっ?!そんなとこ掃除できるの?!」と思わずわが家の設備を確認したくなる行き届いた掃除
「1日何回洗濯機まわしてる?!」と確認したくなる丁寧洗濯
「それ、手作りできるんだ!」と驚きしかない調味料やおやつ
「芸術品ですか?」と思わずうっとりする並べられた常備菜たち
「ここはカフェ?」と間違えそうなプロインテリア
おそらく、こんな日常をおくるハイスペック主婦はほんの一握りです。
でも、その一握りのすごい方々がクローズアップされるようになり、世間の主婦に対する期待値や家事偏差値のようなものが、ぐんぐん引き上げられてしまいました。
世間の
「主婦ってこのくらいできるんでしょ?」
「お母さんなんだから当然だよね!」
な雰囲気、ほんとツライ。笑
できる人はどんどんやってもらっていいと思います!
そんな方の日常を覗くのは刺激になるし何より楽しい!
単純に目の保養にもなります。
でも、自分が疲れているとき、何かうまくいかないことが続いたときなど、そんな達人の暮らしを見るとちょっとだけ胸の奥がチクッと痛むのも確か。
「どうして私は同じことができないのだろう」
そんな思考になってしまうと、けっこうしんどいです。
だから私は自分の目標値を「自分らしい点数」にすることで毎日を穏やかに過ごす方へシフトしました。
シフトと言えば響きはいいけど、言いかえると”逃げ”ですね。
それでも苦手なことに真っ向から挑むよりは、ちょっと逃げつつ、遠くから俯瞰しつつ、自分がやりやすい方法で向き合うのもいいもんだ!と実感しています。
私の家事は基本50点。
30点の日もあるし0点の日だってある。
それでも、仕事も育児もあわせて100点に近づけば上出来なんじゃないかな…と思えるようになりました。
私がすんごく疲れてげっそりしている日、子どもたちから
「お母ちゃん、今日はラーメン食べに行こうよ!」と提案されたことがありました。
これはもう本当にありがたいです。
外食できて楽…ということだけでなく
「全部やらなくてもいいんじゃない?」
と一番近い存在である家族が言ってくれることが嬉しいのです。
そのうち「今日は私(僕)が作るからゆっくりして!」と言ってくれるんじゃないかと期待します。
今日は掛け布団を洗濯しました。
なかなかの大物洗濯です。
だから今日は自分の家事に5点プラスして評価。
一日が終わるとき
「今日は55点だからいつもより頑張ったわ」と
自分で自分を褒めよう!
家事の達人ではなく
家事の凡人がつぶやく
「最短ルートで家事を終わらせる」ための工夫が
1人でも多くの方に伝われば嬉しいです。
こうしてまた出版という貴重な体験をさせていただいたのは、このブログに足を運んでくださる方々のおかげです。
いつもありがとうございます!
そして昨年からずっと構成を練って並走してくださったワニブックスおよび関係者の方々に心よりお礼申し上げます。
↓あなたの家事実験、お待ちしております
最後までお読みいただきありがとうございます。
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